投稿日:2006-07-28 Fri
ふれあい横浜ホスピタルでは、授乳する際に、消毒しないように指導された。
ちょっと前までは、
「消毒綿で拭いてから」というのが常識だったようで、
今でも、授乳前に使う消毒液のついた綿というのが
たくさん売られている。
でも、最近は私が参加した区の両親教室でも、
「消毒しなくても大丈夫です」というように変わってきた。
拭かなくても、清潔に保たれる分泌液が出ているので
それをふき取ってしまうと、かえってよくないのだそうです。
なんでも
殺菌しすぎ、洗いすぎ
に度を超している人が多いようです。
創は、出産直後、胸に抱いたら、自分で探して乳首にたどり着き、
上手に吸ってくれました。
このとき、もちろん、私は生涯、これほどかいたことはないという
大汗をかいた後で、創ももちろん、胎脂とかいろいろついたまま。
殺菌どころか、産湯も使いません。
産湯にすぐに入れないのは、この時間、とにかく、おかあさんと
一緒にいることが一番だから。
胎脂に包まれていることも、かえって体にいいそうです。
会陰切開とかもしないので、血液がついているということもないし、
きれいなものです。
「沐浴はいつ?」とたずねると、
「2日後くらいかしらねえ、入院中にご希望があれば、、、」
みたいな感じです。
うちの母は後で、
「あの時、えーー消毒もしないで、母乳吸わせちゃったワーー
と思った」と言っていました。
「最近は、区の両親教室でも消毒しないでいいって言うんだよー」
と言っても不服そうな母。
私:
「途上国も含めて、人類のいったい何割くらいが消毒して、
授乳していると思う!?それに野生動物も消毒しないけど、
みんな生きてるでしょ。」
母:
「でも、そういう国の乳児死亡率は高いじゃない。」
私:
「乳児死亡率はそういうことで高くなってるんじゃないでしょ。
本気で、授乳時に消毒すると乳児死亡率が低くなると
思ってるの?」
母:「・・・・・」
「産湯も入れないなんて聞いたことない。
だからちょっと、もう、湿疹みたいになってきてるじゃない。」
なんて、激しい会話をしてしまった。。。
母も私もゆずらない性格です。
まあ、消毒するのもしないのも、産湯に入るのも入らないのも、
どちらも良いところ、悪いところ、あるのだと思う。
でも私は、消毒しない、洗わないのが好きだ。
ちなみに創が始めて沐浴したのは、生後4日目。
私も出産後、3日はシャワーを浴びなかったので、
くちゃーい親子でした。
でもね、お互いのにおいをたっぷりかいで、
なんだか絆が深まったと思う。
今も創はお湯だけで沐浴。
石けんも使っていません。
(塩素対策としてビタミンCは入れるけど)
それでも、特に問題はない。
人並みに、あせももできるし、
新生児にきび(脂漏性湿疹)もできるし
オムツかぶれもできる。
でも、石けんをつかっていないこととは関係ないと思う。
石けんで洗っていても、出るものは出る。
なんでもほどほどがいいのです。
いい加減に、洗う。
そのくらいがいいのです。
投稿日:2006-07-20 Thu
吉報です。継続が危ぶまれていた、ふれあい横浜ホスピタルの産科が
分娩予約を再開しました!
医療介入のできるだけ少ない、フリースタイルの分娩ができる、
本当に全国でもめずらしい病院が、
なんとか継続してくれるとのこと、
本当に良かったです。
これから出産される方で、
こういう自然出産をしてみたいという方は、
ぜひ!
自然出産には、体を鍛えるとか、それなりの覚悟は必要だと思いますが。
残念なのは、私の担当だった早乙女先生が、
他の病院に移られるということです。
いつも、患者を心配させるようなことは決して言わず
「なるようになりますよーー。
もう、いつ産まれるとかは、あかちゃんは決めてるんですからー」
という感じで、
でも、たよりになる素敵な女医さん!
2人の子どもを持ちながら、働いてきた姿勢にも、
女性として学んできました。
出産のときは、残念ながら当直ではなかったのですが、
33時間40分という長い時間の中で、
陣痛が遠のいてしまった私に、
このときは強ーーーく
「散歩に行ってきなさい!
こんなふうに話ができるようでは、まだ産まれないから!
きがえて、だんなさんと外まで散歩してきなさい。
そしたら、いい陣痛がつくから!」
と言ってくれたのでした。
「散歩に行って来い!」というのは、
助産師さんからも何度も言われてはいました。
驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
自然出産を基本としているので、
母子に問題がなければ、微弱陣痛でも、促進剤を極力つかいません。
促進剤=散歩などの体を動かすこと、なんですね。
今、考えれば、あれは「微弱陣痛」だったけれども、
しかも10−15分間隔で、話ができなくなるくらい十分、痛いのですから、
それで、本当に散歩??大丈夫???という気持ちが消えなかったのです。
でも、早乙女先生に言われて、
「よし!先生もそういうのなら!」と
奮起して、パジャマから洋服に着替え、(その間も陣痛は襲ってきます)
途中、喫茶店でアジアンスイーツまで食べ、コンビニにも寄るという、
約1時間半の散歩に出かけたのでした。
途中、もちろん、臨月のおなかの私が、「ウッーー」と動けなくなるのを
数人に見つめられましたが、
まあ、都会の無関心は、こういうときにはありがたいものです。
そして、ふれあい横浜ホスピタルに帰りついたときには、
うーーん、まだまだ!と、
産科のある7階まで階段で!登ってきたのです。
(健康なときも階段7階なんてあがらないのに!)
そして、戻ってきたときには
すっかり、自信を取り戻していました。
「私、まだまだ、頑張れる。自分で産める!
まだこんなに散歩できる力が残っているのだもの!」
という気になっていました。
まあ、それからも、長い長い出産は続いたのですけれども、
あのときに、自信を取り戻していなかったら、、、、?
体力は温存しておかなければならないものとばかり思っていたのですが、
自分の力を出し切る自信を持つことが重要だったことがわかりました。
ふれあい横浜ホスピタル、分娩再開の話から、
すっかり、出産を振り返る文章になってしまいましたが、、、。
正直、出産は、あまりに強烈で、
まだ、きちんと振り返ることができないでいたのです。
今も、まだこうして部分的にしか、整理することができないから、
文章にするのはとても難しい。
自然出産というのは、例えて言うのなら、
「富士山に登る」ようなものかもしれません。
年齢が若くて、体力にあふれた人ならば、
富士山に登ることは、それほど難しいことでないかもしれない。
けれども、
私のように年齢も30代で、体力にも自信がない人が
登ろうとしたら、それなりに事前に鍛えたり、
適切な登山道具や登山靴を山ほどそろえて、
専門家のアドバイスを得て、
知識と体力をたっぷりたくわえなければ、成功することはできない。
でも、そんな私に
「なぜ、そこまでして富士山に歩いて登るのか、
車で途中まで言ってもいいじゃない?
なんならヘリコプターで富士山頂を見て、満足したら?」
と言われても、
私は、
「だって、歩いて登りたいんだモーーーン!!」と
叫ぶしかない。
私は、自然出産という富士登山に挑んで、
十分、体力も知識も蓄えたつもりだったけれども、
正直、本当は、まだ力不足だった。
だから、こんなに長く時間がかかってしまったのだと思う。
知識を詰め込んだ分、
理性がいつまでも残っていて、「動物」になりきれなかったことも
ひとつの理由だと思う。
でも、本当にぎりぎり、、、、気力だけは残っていたし、
創くんがこんな私によく付き合ってくれて、ずっと元気だったから、
なんとかやりとげることができた。
たぶん、ふれあい横浜でなかったら、
陣痛促進剤を使ってると思うし、
ひょっとしたら、こんなに長引くと、帝王切開を進められることもあったと思う。
(陣痛促進剤は、途中で助産師さんに、使わなければならない可能性もあるだろうと言われた)
そして、たぶん、陣痛促進剤を使ったほうが、
母体にとっては楽だったのかもしれない。
でも、私が使いたくなかった。
それを尊重してくれる病院だったということはすごいことだと思う。
体を鍛えたり、知識を詰め込んだりしなくても、
するっと産んでしまう人もたくさんいる。
自分が、自然出産に向いている人なのか、そうでないのか、
きちんと見極めることは大切だと思う。
私は、今回の出産には、いろいろと反省点はあるものの、
かなり満足しています。
今の私と創にとってはベストな選択をしてきたと思っています。
特に、創にとっては、出産時にしてやれる親としてできることを
全てしてあげられたのではないかと思っています。
こんな出産を可能にしてくれた
ふれあい横浜の産科、存続してくれるのはとても嬉しい。
きっと、これからもたくさんの、
満足いく出産をする家族が増えて言ってくれると思います。
投稿日:2006-07-17 Mon
寝不足と、まだ自分が動かないほうがいい、
というストレスで、
夫や母にたくさん迷惑をかけています。
ごめんなさい。
でも、心の底から幸せです。
これが、私の欲しかった生活だから。
ベビーとの生活。
こうしてこの胸にこの子を抱くことができて始めて
言えることがある。
流産を経験した後、
私は子どもが欲しくてたまらなかった。
次々と妊娠して、無事、元気な子どもを産んでいく
周りの人や、子連れの人たちが、本当にねたましかった。
妊娠も出産の知らせに、
ああ、私と同じ思いをしなくてよかったなと思ったり、
単純によかったねーーという気持ちも持っていたけれども、
心の底では、なんで?なんで私には?という思いがあった。
だから、今、思いを馳せています。
私の出産を知って、
かつての私のように、つらい思いをしている人が
いっぱいいること。
不妊で悩んでいる人、
流産した人、
子どもを亡くしてしまった人、
そのほかにもいろいろ、、、、
私と、そしてこの子が存在するというだけで、
それだけで傷つく人がいるということ。
自分がそうだったから、
そういう人がいることを、考えずにはいられない。
そういう人たちに、
どんな言葉をかければいいのか、
あの頃の私に、どんな言葉をかけても意味がなかったように、
たぶん、どんな言葉も意味がない。
でも、、、、一言あるとしたら、、、、
信じるしかない。
今の苦しみも、悲しみも、ねたみも、
きっと意味のあることだということ。
つらい、つらいよね、つらいけど。。。
信じるしかない。
投稿日:2006-07-14 Fri
横浜市は、産後2ヶ月以内の家庭で、産後のお手伝いをしてくれる人がいない場合、
格安で、家事手伝い・ベビーシッターなどをやってくれる人を
派遣してくれる制度があります。
格安というのは、どの程度かというと、
・住民税非課税世帯・生活保護世帯 無料
・所得税非課税で住民税課税世帯 250円(2時間)
・その他の世帯 1610円(2時間)
利用回数は
・生後2ヶ月(多胎は1年)まで
・1回2時間以内、1日2回まで
・延べ10日間で20回まで
(多胎の場合は延べ20日間、40回まで)
です。
来てくれる業者は民間の業者で、区によって違い、
自分で、希望することができます。
私の頼んだ業者は、この産後支援サポートを使わなければ、
1時間1800円なので、このサポートを使うと、半額以下になります。
我が家は母がしばらく通ってきてくれていたのですが、
母も私も、お互いに心身ともに疲れてきたこと、
それから、今後もベビーシッターなどを雇わなければならない事態に
なることがいつ、おきるかわからないので、
そのための予行練習?も兼ねて、
お願いすることにしました。
姉や、このサポートを使ったことがあるひとからも
絶対いいよーー使ったほうがいいよーーと強く勧められていたことも
使おう!と決心した要因です。
申請書を出してから、急ぎの場合は、最高3日以内に派遣してくれます。
私は、前からいいなーーと思っていた、
コンサートなどでもベビーシッター事業をやっていて、
保育所も持っている事業者にお願いしました。
とりあえず、しばらく、週2回ほど、午前中の2時間、
きてもらって、掃除と洗濯をお願いすることにしました。
さて、昨日がそのはじめての日。
誰かに何かをやってもらうというのは、
仕事でも一緒だけれど、
結構、頭が整理されていないとできないもの。
前日は、眠い目をこすりながら、
家の間取り図に、ここはこの掃除道具でこういうふうに掃除してほしい、、、などと
書き込んだものを用意。
1歳半の男の子がいる(保育園に預けているそうです)という
私よりも若い人がやってきてくれ、
汗びっしょりになりながら、お仕事してくれました。
おかげで、私と創くんはゆっくりお休みすることができました。
私の頼んだ事業者のよいところは、
できる限り、いつも同じ人を派遣してくれること。
お互いに「慣れ」は大切ですから。
横浜だけでなく、各自治体で、似たような制度があるようなので、
出産前にぜひ、準備しておくことをお勧めします。
私は、あまり準備しておかなかったので、
正直、かなりあわてて、混乱したまま、頼んでしまいましたので。

タンザニアで子育て中のミサ
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からもらった洋服を着た創くんです。
洋服は、タンザニア製じゃないです。
GAPのです。
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